魔裟斗VS佐藤嘉洋の判定
魔裟斗VS佐藤
K-1 WORLD MAX2008準決勝
魔裟斗VS佐藤嘉洋が行われた。
結果は、延長ラウンド判定魔裟斗の勝利。
決勝に進んだ魔裟斗はアルトゥール・キシェンコに延長の末勝利しチャンピオンとなった。
だが、どちらの試合も判定があまりにおかしい。
今回は、魔裟斗VS佐藤嘉洋の判定について話す。
判定結果
1R (A)10:10 (B)10:10 (C)10:10
2R (A)10:9 (B)10:9 (C)10:9
3R (A)8:10 (B)8:9 (C)8:9
合計(A)28:29 (B)28:28(C)28:28
判定内容
延長のラウンドの判定自体はおかしくないので割愛。
しかし、延長に行っていること自体がおかしい。
1Rはジャッジ三人ともに10:10のイーブン。
魔裟斗はパンチのコンビネーションで攻める、顔面からボディに散らす。
佐藤は魔裟斗がパンチで間合いに入ってきたときに膝蹴りをうつ。
特にさはない。
魔裟斗からするとパンチで間合いに入るたびに、膝がくるので相当鬱陶しいと思う。
佐藤はパンチをうたれてるのでやや印象が悪い。
判定は納得。
2Rで差がつくことになる。
10:9で魔裟斗リード。
魔裟斗はまたパンチのコンビネーションで攻める。
佐藤は膝からローにつないで手数をだす。
中盤から佐藤はパンチを多く出すようになり、魔裟斗はミドルも蹴る。
魔裟斗の左フック、右アッパーの連打がきまる。
佐藤の印象が悪いが、佐藤もワンツーを決める。
差がついたといわれるとついていないように見える。
このラウンドがマストシステムなら魔裟斗につけるが、どうみてもドローだろう。
逆に魔裟斗と佐藤が反対の立場なら、10:10になっているはずだ。
おそらく魔裟斗がダウンすることはないと踏んで、3R佐藤がとったとき延長にもっていけるように
このラウンドで差をつけたと考えられる。
3R。一番問題になったラウンドである。
佐藤は2R取られてしまったの絵、倒すこと考えたのかパンチで勝負。
見ていてかなりヒヤヒヤしたのを覚えている。
魔裟斗は変わらずパンチで攻める。
佐藤のパンチがあきらかにあたり始める。魔裟斗が苦しそうな表情。
30秒をすぎたあたりで、佐藤の右ストレートで魔裟斗がダウン。
めちゃくちゃダメージがありそうなん感じではない。
立ち上がって魔裟斗が前にでる。
佐藤もパンチと膝で応戦。
谷川が魔裟斗寄りの解説を繰り広げる。
判定がアナウンスされるのにかなりの時間がかかっている。
この間にスコア修正したと思われる。
いや、完全におかしい判定。
谷川も解説も魔裟斗が盛り返したという内容の発言を多くしていたが、特にそういう場面は見られない。
ダウンがなかったら、10:10になる内容だろ。
特に盛り返す様子もなかった。
そもそも、ダウンをとられたあと攻めれば1点取り返せるというのもおかしい。
ダウンをとるタイミングによって、判定内容が変わってしまうからだ。